寛窄巷子は成都で唯一残された清の時代の街で、南方の四川西部の住家の特徴を持ちながら、北方の満蒙文化の粋も含んでいます。寛窄巷子は成都の歴史と変化の証です。寛窄巷子は古代から残された横町で、濃厚な歴史文化を持つほか、しっかり整えられとてもおしゃれな所で、上海の新天地と似ていますが、雰囲気はちょっと違います。寛窄巷子は三つの巷子（横町）からなり、それぞれは寛巷子、窄巷子、井巷子です。古代の建築を真似して建てられた錦里と違い、寛窄巷子は本物の古代建築です。中国の西南部にありながら、北方の建築様式です。これはなぜでしょうか？　清の康熙の時代に、康熙皇帝はチベットを鎮めるため北方の兵士を派遣しました。その後、千人ぐらいの兵士を成都に駐屯させました。寛窄巷子はその兵士たちによって、多くは四合院の建築様式で建てられました。ですから、ここは中国南方で北方の建築を最も保存してきた所となりました。

辛亥革命の後、ここは「井巷子」と改名されました。康熙の時代、多くの兵士が駐屯していたので、この巷子は水不足になり、仕方なく巷子の西に井戸を掘り、兵士に水を提供しました。井巷子はそのことよって名付けられました。話によると、昔井巷子に住んでいた住民は地位が低く、召使い、家来が多かったので、住宅はボロボロで、長い時間を経て、今の井巷子は半分だけになったので、約380メートルの長さしかありません。

今の寛巷子には街内で最も多くしかも無傷である古い建築が集まっており、20軒余りの特色を持つ住宅があり、大部分は昔のままで残され、ほかの二つの巷子（横町）より古代の風情に富んでいます。ここは成都ののんびりした生活の見本だといえます。お茶を飲んだり、本場の四川料理を食べたり、成都の風土や人情を体験できます。寛窄巷子にはバー、レストラン、旅館などを主とする観光地です。

寛窄巷子に来ると、静かな所或いは路傍の藤椅子に座り、ひなたぼっこをしながらぼんやりしたり、川劇を聞いたり、成都故事を語ったり、のんびりして時間を潰します。これは成都での生活スタイルです。
http://www.pandatabi.com

韓国の三星愛宝楽園は27日、ジャイアントパンダ「福宝（フーバオ）」が4月3日、同園から中国に帰国することを発表した。「福宝」を乗せた車両は、4月3日午前10時40分に、同園のパンダワールドから出発する予定。韓国のテーマパーク・エバーランドは、韓国生まれのジャイアントパンダ「福宝」が今年4月に、中国に返還されることを先ごろ明らかにしている。中国に返還されてからも、『福宝』が引き続き幸せに暮らすことを願っている。韓国での生活を忘れたとしても、『福宝』が幸せならそれでいい」とした。

帰国後、「福宝」は、まず、都江堰パンダ基地へ、パンダ検疫で、それから中国ジャイアントパンダ保護研究センター臥龍神樹坪基地で暮らすことになる計画だ。韓国のテーマパーク・エバーランドで暮らす韓国生まれのジャイアントパンダ「福宝」が今年4月に、中国に返還されることになっている。関連の国際規定に基づいて、パンダは中国に返還される1ヶ月前から、30日間の出国検疫を受けるほか、新たな環境に適応するための準備を始める必要があるため、「福宝」の一般公開は3月3日で終了することになっている。

韓国で生まれたジャイアントパンダ「福宝」は、4月上旬に中国に帰国することになっている。3月3日は帰国前の最後の一般公開日だったため、福宝とお別れするため、多くの韓国市民が京畿道龍仁市にある「エバーランド」を訪れた。同園の開園2時間前の午前8時、正門入り口には、すでに長い行列ができていた。列の先頭にいた人々は午前3時50分から並び始めていたという。

返還を間近に控え、韓国で「お嬢様」という愛称で親しまれている「福宝」の人気が高まり続けている。エバーランドはこのところ、返還を控えた「福宝」を最後に一目見ようとやって来た多くのパンダファンで賑わっている。エバーランドの統計によると、「パンダワールド」を訪れる来園者の数は1日平均8000人に達している。来園者が殺到しているため、これまでは見学時間に制限はなかったものの、今では一人5分間までに制限されている。それでも、最後に「福宝」を一目見ようと、多くのパンダファンが押し寄せている。多くの人が長蛇の列を作っており、「200分待ち」という表示も掲げられていた。大賑わいとなっており、多くのパンダファンがスマホやカメラで、姿や仕草がかわいい「福宝」を撮影していた。これで最後、韓国で「『福宝』を見ることができる。
http://www.pandatabi.com


伝統劇・影絵

皮影戏の「影絵」は影絵芝居と影絵芝居の人物（各場面の道具や景色を含む）の通称です。影絵は「灯影」とも呼ばれ、獣の皮あるいはボール紙で作った人形を白幕の後ろで操り、灯火を当てて幕上に投影し、ストーリを出演する民間の芝居を指します。また中国民間で広く伝えられる人形芝居の1つでもあります。影絵芝居は2千年前の前漢に誕生し、中国の陝西省から始まり、最も盛んになったのは清朝の河北でした。そして中国各地に広がりました。異なった地域で発展の過程の中で、異なった流派が形成されていきました。例えば、四川影絵、湖北影絵、北京影絵、唐山影絵、山東影絵、山西影絵、陝西影絵、および四川北部の影絵、陳竜の影絵などがあります。各種の影絵芝居は地元の音楽、演劇などと結びつき、風格やスタイルが異なり、それぞれ特徴を持つ地方の影絵が形成されています。成都の寛窄巷子と錦里及び琴台路などで、演出があります。

影絵は中国では牛の皮、羊の皮、ロバの皮を材料としています。その製作プロセスは以下の通りです。まず、皮を浸し、薄くて磨いて平らにします。それから、芸人たちが皮の上に各種登場人物の模様を描き、サイズが異なったバイトで刻んだ後、色を塗ります。色を塗る時に、主に赤、黄色、青、緑、黒など5種類の純粋な色を使います。絵画と染色する時に、女性の髪の装飾と服装の装飾を重んじ、多くが花、草、雲、鳳凰などを模様にしていますが、一方、男性のほうは竜、虎、水、雲を模様にしています。人物の形作りにおいては、演劇の人物のように、生角、旦角、浄角、醜い角が揃っています。

伝統劇・手影戏
手影戏・手映戏は独特の芸術形式であり、その演技はすべて手の動きの投影の変化に頼って、幻化してさまざまなイメージ（映像）を形成し、他の付加物によってそれを修飾することはありません。外国人の目には、手影芸術は神秘的で純粋な芸術です。「手映戏」の俳優は障壁の後ろで手の組み合わせで様々な人物、動物の造形を披露し、10本の指で、空を飛んだり、地上を走ったり、水の中を泳いだりする動物を演芸して、真に迫っていて、驚嘆させられます。手映戏は複雑な設備ではなく、ろうそくや明かり、さらには明月さえあれば、巧みな思考を展開することができ、ジェスチャーの変化を通じて、さまざまなもののイメージを創造することができ、手影は主に子供に見せるため、子供は動物が好きで、そこでウサギ、鳥、犬、猫などは手影の主な表現対象になりました。「似ていない、似ている」という形の手影ゲームを通じて、子供の想像力を啓発することができます。成都の蜀風雅韻では、変面の演出だけでなく、毎晩、この伝統劇、演出です。
http://www.pandatabi.com