2024年成都世界園芸博覧会（園芸博）が4月26日午前10時、成都東部新区の绛渓河生態緑廊で、四川省成都市で開幕した。今回の園芸博は「Park City, Beautiful Habitat（公園都市、美しい居住地）」をテーマとしており、今回の博覧会は「公園都市の美しい人の住まい」をテーマに、英国式、フランス式、日本式、イタリア式、中東、東南アジアなどの世界の主要な庭園スタイルをカバーする113の屋外展示園を建設した。会期は10月28日まで、期間中は世界各地からの特色ある花卉植物及び園林園芸の精品を集中的に展示し、独特な園林芸術、豊富な文化活動と完備した観光客体験で、グリーン発展理念を伝え、都市生態品質を高め、世界に公園都市を集中的に提示する。世界園芸博覧会は、国際園芸生産者協会（AIPH）が認定する国際的な博覧会として、園林園芸業界最高レベルの専門的な国際博覧会であり、これまで60年以上の歴史がある。

2024年の成都世園会の展示園総数、国外の展示園数、協会と企業の展示園数はいずれも世園会の最高を記録した。現在、メイン会場は113の企画展園と6つのコア会場は、中国要素、成都特色と世界の多元文化の魅力がここで互いに照り映えている。今回の成都世園会は「一主四輔」の設計に基づき、成都東部新区の绛渓河生態にメイン会場を設置し、同時に新津現代農芸園、温江川派盆栽園、郫都花卉産業園、邛崃生態保護園の4つの支会場を設計した。そのうち、主会場の計画総面積は3633ムーで、成都東部新区空港新城核心区の绛渓河生態回廊道中部に位置している。主会場には中華園芸展区、国際園芸展区、天府人居展区、公園都市展区、未来園芸展区、総合サービス区、童夢世園区の7つの機能区が計画され、錦雲楼、主展館、総合サービス館、天府人居館、成都国際友誼館、植物館の6つのコア会場が計画され、「一帯、一環、三軸」の空間構造を形成した。

北京皇家庭園の軸線配置をもとに、湖山真意軒、聚芳沢、匯万総春閣の3つの核心的な見どころを作り上げた。寧波園、東方大港、海糸茶港、海島景観、岩石花園、巻物曲径、懸浮桟道、蛇行水路、蔵書楼などの生態文化景観要素に溶け込み、展示園は、草木雲山の間で園林の魅力を明らかにした。展覧会期間、メイン会場では都市テーマデー、無形遺産展示、夜遊世園、童夢世園など2000回以上のイベントを開催する。国際園芸の魅力もここで集中的に現れている。フランスモンペリエ市の展示園はフランス式回廊を核心要素として野外劇場を作り、フランス式庭園の優雅さとロマンを十分に体現している。
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