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パンダ「雲川」と「鑫宝」が米国に貸与へ

今年2月に中米がサインしたジャイアントパンダ国際保護協力研究協定によると、中国野生動物保護協会と米国のサンディエゴ動物園が結んでいるジャイアントパンダ国際保護協力研究協定に基づいて、中国パンダ保護中心・臥龍神樹坪基地の選定は、オスの「雲川(ユンチュアン)」と、メスの「鑫宝(シンバオ)」が間もなく同動物園に渡り、新たな生活を始めると明らかにした。貸与期間は10年となる。

パンダの雲川は、雄、2019年7月28日に中国ジャイアントパンダ保護研究センター臥龍神樹坪基地で生まれ、外向的で活発で動きやすい性格である。パンダの鑫宝は、雌、2020年7月22日、中国ジャイアントパンダ保護研究センター臥龍神樹坪基地(中華パンダ苑)で生まれた。

中国ジャイアントパンダ保護研究センターから選ばれた「雲川」と「鑫宝」は、快適な生活環境を整えるために、経験豊富な飼育員と獣医の付き添って、米国に渡ることになっている。現在、米国は飼育施設のリニューアル工事を行っている。また、動物園は「雲川」と「鑫宝」に中国でパンダの飼育や管理、日常の世話、及び関連した科学研究技術に関する交流学習に参加したことがある専門チームを手配した。

サンディエゴ動物園は、世界5大動物園の一つ。協定に基づき、双方は現在、パンダを輸送する前の関連の準備を前向きに進めている。中国とスペインは現在、輸送前の各種準備を秩序に基づいて進めており、パンダ2頭を健康な状態で無事にマドリード同動物園に送り届け、新たな環境に順調に順応できるようサポートすべく、全力を尽くしている。

「雲川」と「鑫宝」が健康に暮らすことができるよう、中国野生動物保護協会は今年3月、専門家を米国に派遣して、サンディエゴ動物園とパンダをめぐる協力に関してじっくり協議したほか、技術指導や交流を展開し、パンダの飼育や管理、居住環境、ヘルスケアなどの基準と要求を明確化した。http://www.pandatabi.com