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臥龍パンダ保護センター・核桃坪基地


臥龍パンダ自然保護区はジャイアントパンダ、キンシコウ、ヤナギなどの希少種の保護を主とする総合的な国家級自然保護区である。保護面積は20万ヘクタール。温暖で湿潤な自然環境は多くの生物の生息と繁殖に良好な条件を提供している。保護区は1963年に建設され、中国で最初に設立された保護区の一つである。1980年に国連教育科学文化機関の人と生物圏保護区網への加盟が承認され、同年に世界野生生物基金と協力して中国保護ジャイアントパンダ研究センターを設立した。クルミ坪基地は1980年代に建設され、四川省臥龍国家級自然保護区と世界野生生物基金会(WWF)が協力して設立し、1983年に竣工して使用され、中国ジャイアントパンダ保護研究センターの最初のジャイアントパンダ飼育・繁殖研究基地である。

2003年7月、中国ジャイアントパンダ保護研究センターは全国で初めて飼育パンダの野生化訓練と放鳥プロジェクトを開始した。プロジェクトは核桃坪基地で行われ、2年以上の努力を経て、2007年4月に臥龍五一棚でジャイアントパンダ祥祥を放鳥し、飼育パンダの野生化訓練と放鳥のために豊富な経験と教訓を蓄積した。2008年の文川大地震で核桃坪基地の一部の建物が損傷し、交通が中断し、基地従業員とジャイアントパンダが雅安碧峰峡基地に移転を余儀なくされた。2010年、中国ジャイアントパンダ保護研究センターは核桃坪基地で飼育パンダの野生化訓練と放鳥プロジェクトを再開し、新たな訓練方法である母獣帯仔野化訓練を採用した。2010年から2016年にかけて、核桃坪基地ではジャイアントパンダ6匹の訓練、放鳥に成功し、うち5匹は野外で生存した。

現在、核桃坪基地は主に飼育パンダの野生化訓練、飼育パンダとその随伴動物の飼育と繁殖などの仕事を担当している。基地園区は林木が盛んで、竹林が悠々としている。4つの半自然の第1段階野化訓練圏と核桃坪、天台山の2つの全自然第2段階野化訓練圏を持ち、基地内にはジャイアントパンダ、レッサーパンダ、ツキノワグマなどの動物がいる。http://www.pandatabi.com